
今年のクリスマスリースはAynsleyさんのイベントで、可愛らしいのを作ってきました。
ヴィクトリアンなバリバリのイギリスチックでリボンはチェック♡
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ストック、ヒヤシンス、スプレーバラ、ユーカリ、アイビーなどで
フラットなハートを型どったアレンジメントです。
やわらかな色合いの中に香りのよい青いヒヤシンスが入ると、
“春のめざめ”を感じてウキウキ気分。

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カルトナージュでご一緒のchiruchiruさんはプリザーブドフラワーの先生。
クリスマスレッスンではフレッシュリースをされるとうかがい、いち早く予約をお願いしました。
今年は花材状況が芳しくないようなので、クリスマス用のエバーグリーンをたっぷり使った、
こんなに大きなものを作れるなんてとてもラッキーなことです。
これ、直径50cmもあるんですよ!?
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でも、あまりグリングリ〜ンにはならず、ほのかな赤が少しずつ入ったこんな感じ、
とっても素敵な色合いでお気に入りの組み合わせになりました♪
お教室ではこんな風に ↓ 活けてみました。
とても綺麗にバランスよく入っているけれど、
上の部分が少しツルンとなり過ぎたかしらね
との、先生の評をいただき・・・

リキュウソウの葉をとってしまい、蔓だけ使い、
デザートでよく見かける飴細工っぽくしてみました。
ちょっとのことで雰囲気が変わるものですね〜〜〜(*^^*)
大きな流木が出てきて、花材にはヒマワリがいっぱい。
今度は、名画をアレンジメントに取り入れようという試みです。
先日見に行った『オルセー美術館展』でお土産にと手に入れた絵はがきが、
ゴッホとモネのもの数枚ずつだったのですが、
先生が今回選ばれた名画の画家が、奇しくもそのゴッホとモネでした♪
わけもなく嬉しい^^;

もちろん、先生も花材としてそれらを選ばれます。
(とはいえ睡蓮は色だけ同じようなものを選び、実はダリアをそれに似せて活けています)
生前は恵まれない環境にあった孤独と狂気を秘めていたゴッホ。
池に橋のかかる庭のある家に住み、睡蓮と日本風の橋とをテーマとした連作を手がけたモネ。
先生が、画家とその絵画から受けた印象や作品のカラーを、花で見事に表現されています。
突然のように、ウィーピングクレッセントをさささっと活けられました。
垂れ下がっているのはアマランサス。
以前これを使われた先生、アレルギーのせいなのか、目から涙が出て止まらなかったそうです。
その時もウィーピングクレッセントだったので、題目通りweeping(涙を流す)でしたと。。

(日本にあるカボチャは緑色ばかりで、、彫ってからオレンジに塗ったのですって)
そしてこれはクリスマスカラーと同じく、カラーでいえばComplementary Colourの代表格。
今年のハロウィンはこんな感じでどうでしょう?
そして最後は豪華絢爛にAll Colourです!!!

先生、デモンストレーションで活ける時には、その八割くらいが作品をお客様に向けて活けられます。
が、時にはこうして「ワタシニモミセテクダサイ」と、バランスをチェック。

とうとう私は抽選に当たること無く終わってしまいましたが、
プレゼントされた方々は当然のことながら、満面の笑みで持ち帰られました。
いいな〜〜〜♪
私がビル・ヒクソン先生を大好きなのは、こんな面もあるところ。
「さあ、余ったお花は皆さんどうされていますか?」
と、どこのご家庭にでもあるようなグラスをいくつか出してきて残った花をさりげなく挿し、
「これでテーブルの花ができあがり どんな小さなグラスにでも挿してあげてくださいね」

お花をこよなく愛するビル・ヒクソン先生、今年もありがとうございました♪
左上/先生、爽やかなブルーのグラデーションカラーのお花を活けはじめました。
そこにバイオレットやレッドのお花が足されてゆき、カラーの幅が広がりました
左下/また、レッドの薔薇をオレンジに替えると補色(反対色)も入ります
このあたりは1600年代オランダあたりで流行ったカラーのようです。
確かにちょっとレトロな色合いです。

中下・右/そして、1色使いの濃淡。ここではグリーンが使われていますが…
いきなりモダンに?
Analogous → Nea Analogous → Analogous Complementary
そして、1色の濃淡のMono Chromatic
あっと言う間にこれだけのアレンジメントが仕上がってゆきました。
実は、今回のデモンストレーションではとても楽しい企画が♪
先生が活けられたアレンジメントの、ミニサイズのものがあらかじめ用意されており、それぞれが出てくるたびに抽選、プレゼントされたのです!! 会場に着くと番号が書かれた紙が渡され、これに氏名を書いて、入場の時にBOXに入れたあの紙が、幸運を運んでくるものだったとは!!

お茶目な先生、「ハート ドキドキです」とゼスチャー(笑)
そして、時は夏。 ということで、次は海をイメージしたカラー。

今度は、おやおや??

先生、オアシスの前の方にだけ、どんどん 前に前に お花を挿しています。
あまり前ばかりに挿すので、途中、重さで倒れかかるのですが…
オアシスの後ろにすかさずハサミを2本、ザクッ!!ドスッ!!って感じで差してウィンク(^_-)~~☆
あら〜〜 難しいTriad Colourの、
しかも色の三原色(赤・青・黄)を使って何ができるんでしょうねぇ?
と思っていたら、最後に麦わら帽が出てきてこんなアレンジに♪

デモンストレーションのほぼ前半はこんな感じで、時は瞬く間に過ぎてゆくのですが、
ダイナミックで繊細なアレンジメントは、まだまだ続きます。
後半はまた明日・・・

長くおつきあいのあるヒクソン先生がアメリカからみえる時です。
今年81歳になられる先生のつややかなお顔を拝見すると、それだけでも元気をいただける気が!
2時間近くにわたる、そのパワーあふれるデモンストレーションには、毎年圧倒されます。
今年は“カラー”をテーマに催されたデモンストレーションでしたが・・・
詳細はまた次回…