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2018年 10月 06日 ( 2 )

3日目 アッシジへ日帰り旅行

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フィレンツェとローマの中間、アッシジを訪ねました。ガイドと運転手付きでゆったりしたワゴン車、楽ちんな日帰り旅です。

今回の旅が、前世があるとするなら、イタリアのどこかの修道院仲間だった?という妄想からでした、というようなことを書きました。その妄想劇場の登場人物は、修道士2名と、煩悩だか欲望だかを抱く修道女、そしてその修道院の修道院長ということになっています。

それもあってか、清貧の聖フランチェスコゆかりの土地であるアッシジ行きは、当然のようにすんなりとスケジュールに組み込まれることになりました。

☆   ☆   ☆

アッシジは、カソリック「フランチェスコ会」の総本山でありキリスト教の巡礼地です。

フランチェスコはアッシジの裕福な織物商の家の生まれながらも、ある日、郊外の荒れ果てた教会で「私の教会を建て直しなさい」という声を聴き…
彼を商売の跡継ぎにと考えていた父親に背いて、自分の持ち物一切と身につけている服も全て両親に返し、神と自然を賛美して祈りを捧げ、日々の托鉢での生活となり、後にフランチェスコ修道会を設立します。

「清貧、貞節、従順」がモットーの生活です。そして、フランチェスコを尊敬し、その生き方に倣いたいという貴族の娘、キアラが現れます。彼女は女子修道会を作り、フランチェスコとキアラは共に協力し合い、主のために生涯を捧げたということです。

そんな二人にゆかりのある聖堂やフランシスコ会関連施設は、世界遺産として登録されています。


<カルチェリの廬>

フランチェスコが祈りを捧げ、瞑想していた場所の跡に、教会や礼拝堂が建てられています。緑に囲まれ、アッシジの街並みを見下ろすことができ、とても神聖で気持ちのよい所でした。
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門をくぐるとフランチェスコに迎えられました。神聖な雰囲気の中を進んで行くと、渓谷のような崖に沿って施設が建てられています。
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少年に語りかけたり地面に横たわって瞑想したりするフランチェスコ像や、祈りを捧げていた場所などがある小路はその昔の空気感を感じます。
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<聖キアラ聖堂>

アッシジの貴族の娘だったキアラが、フランチェスコの教えに賛同し、財産全てを放棄して清貧の精神を生きる女性たちのグループを作りました。この大聖堂はキアラの死後建てられ、修道院地下にはキアラの遺骸を収めた部屋などもあります。聖堂は白とピンク、薔薇窓が美しく、女性らしい佇まいの聖堂です。(室内は撮影禁止でした)
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<アッシジの街並み歩き>

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中世の雰囲気が溢れるアッシジの街並みは、どこを切りとっても絵になります。城壁の門があちこちにあり、ローマ時代のミネルヴァ神殿とポポロの塔などが街中に残っていて、歴史を感じながらも、なんだか思いっきり楽しいテーマパークにいるような錯覚を覚えます。



<ドゥオモ(聖ルフィーノ大聖堂)>

アッシジで一番重要であり一番古い教会。フランチェスコもキアラも、この教会で洗礼を受けたそうです。ロマネスク様式のファザードには、中央と左右に扉とバラ窓があり、よく見ると控えめな浮き彫りのレリーフもあり美しくエレガントな印象を受けます。
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<フランチェスコ生家>

フランチェスコの生家跡には教会が13世紀に建てられています。この教会の裏手に、家の入り口や父によって閉じこめられたという部屋のドアが残されています。
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フランチェスコが出家時に脱いだ服を持つ父親。父によって繋がれた鎖を解き、それを持つ母親。そんな姿をイメージした像がありました。残された両親の思いはどんなだったのでしょう。


<聖フランチェス大聖堂>

フランチェスコの功績をたたえるために、彼の死後、建設された大聖堂です。二層からなる堂内にはどちらも多数のフレスコ画が描かれています。中でも、ルネサンス初期の画家ジョットによる聖人フランチェスコの生涯、「小鳥に説教する聖フランチェスコ」を含む28の場面を描いたフレスコ画は圧巻でした。
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イタリアも地震が多い国。1997年にウンブリア地方で地震が起こり、ドーム天井や屋根が崩落したとのこと。貴重なフレスコ画も天井から崩落しましたが、その無数の破片が持ち出され、数年にわたって根気よく、ジグソーパズルのような作業がボランティアによって続けられたそうです。今では、蘇った美しい聖堂内を見ることができます。
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上層部聖堂には美しい回廊があり、中庭のまわりを美しいアーチが並び、中央には古い井戸が残されています。
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雲間から降り注ぐ光はきっと当時は天国からの光と感じたことでしょう。


<聖ダミアーノ教会>

放蕩生活を送っていたフランチェスコが1206年に、ここの十字架の前で祈っていると「私の壊れかけた家を建て直しなさい」という神の声を聞き、一人で石を積みながら修復したと言われている礼拝堂があります。
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糸杉が絵のようにすっくと立っている道を進んで、こじんまりとした教会と修道院へ。途中、サンタマリアデッリアンジェリの教会を臨む聖フランチェスコの像がありました。
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女性らしさを感じさせる回廊と中庭は、美しく可憐で心惹かれるものがあります。
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食堂には粗末な木の長テーブルと長椅子が置かれていて、キアラが座っていたという席は一番隅でした。キアラは尼僧としてこのサン・ダミアーノの修道院で過ごし、生涯を通して聖フランチェスコを精神的な父と仰ぎます。当時の面影を残した修道院は質素で厳か、且つとても美しいものでした。


<リヴォトルト>

アッシジの中心街からは少し離れて、フランチェスコが最初の”兄弟”たちと2年ほど住んでいた所です。会堂は、当時の小さく質素な「聖なるあばら屋」を保存されるために建てられたのだそうです。
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ファサードの絵画は… ある夜、フランチェスコが出かけている間に、あばら屋で寝ていた兄弟たちが輝く火の馬車を見て、彼の魂が常に共にあることを知り、おおいに勇気付けられた、という伝説からのものです。


<サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会>
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フランチェスコが、1211年頃、最初に与えられた聖堂「ポルツィウンコラ礼拝堂」を守るために建てられた教会です。教会の中に教会があるのです。フランチェスコは、そのポルツィウンコラ礼拝堂の後方で、1226年10月3日の夕暮れ天へ帰ってゆきました。
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フランチェスコが暮らしたと言う石穴があったり
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聖フランチェスコ像のある場所には、フランチェスコを慕ってここにに居ついていると言われているハトがいたり、フランチェスコの奇跡といわれる棘の無いバラがある庭があったり、彼がここに居たことが印象付けられる箇所がいくつもありました。ここでは、世界中から信者が来て祈りを捧げる神聖な場所ということが伝わってきます。


☆   ☆   ☆

アッシジは世界遺産に登録されています。当時の聖人達が質素で清らかな生活であったことと、功績を讃えるため後に建てられた聖堂の輝かしさとの対比の際立つ街です。教会では、信者がひざまずき熱心に祈りを捧げていたり、あちこちで説教が行われていたり。厳かな雰囲気の中、私たちツーリストをも広い心で迎え入れてくれる、懐の深い街。もっと下調べをして行けば… との反省点もあります。
祈りの街での学びは多く、印象深いものとなりました。



by moonlight_ts | 2018-10-06 23:45 | 旅あちこち | Comments(2)

2日目 その2 夕刻のフィレンツェの街を愉しむ

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旅のスタートは思いもかけない試練続きでどうなることかと思いましたが、夕方にはなんとかスーツケースが届いて4人揃って着替えも済ませ。さて、ようやくここから予定通りの行動です。

少しだけお店を覗きながら街中を抜け、まずはアルノ川のポンテ・ベッキオ(ベッキオ橋)を渡ってみました。“フィレンツェ最古の橋”ということで、アルノ川を象徴する橋なのですが、橋の上にはたくさんの宝飾品店が並びキラキラしています。
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メディチ家の専用通路「ヴァザーリの回廊」が橋の上にできた当時、焼き肉店ばかりが並んでいて、臭いの問題から、美しい物に変えようということで宝飾店ばかりになったそうです。

この日のハイライト、ミケランジェロ広場までは、橋を渡ってからタクシーで。日没時には大勢の人が集まり、広い広場だというのに割り込む隙もありません。
少し高台にあるサン・ミニアート・アル・モンテ教会に寄ってみました。フィレンツェ一望は素晴らし眺めで絶好のポイントです。
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☆   ☆   ☆

こちらに着いてから1日が経とうとしていますが、まだ、食事らしい食事をしていない私たちでした。夜景を待てずに坂道を降りてゆき、街の光景を木々の間から見ながら、目指すレストランへ急ぎます。
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見当をつけていたレストランが見当たらず、Oさんの嗅覚で入ったお店は大当たりでした。
迷いに迷って決めたお食事の数々。日本人の私たちは一皿をシェアしていろいろな味を愉しむ、ということを知っているお店の方は、ちゃんと取り皿を用意してくれます。
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ああ、本場のイタリアン!! ガツンとしっかりした奥深い味わいがたまりません。日本のイタリアンと全然違います。ジェノベーゼのニョッキの味、初挑戦のギリシャサラダ、トマトのブルケッタにピザパン。どれもこれもが舌にも脳にも焼き付き忘れられないでいます。

こうして、イタリアはフィレンツェの初日は幸せのまま更けてゆきました・・・(?)

by moonlight_ts | 2018-10-06 02:03 | 旅あちこち | Comments(0)
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いとしきものたちとの日々は毎日が特別な日♪


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