山梨へ/勝沼の 桃と葡萄

勝沼は今、桃の最盛期。そして葡萄が太陽を浴びてグングン成長中〜
もう十数年のおつきあいになるでしょうか。
会社からのこの時期の進物にいつもお世話になっている、桃と葡萄を扱っているS農園さん。
いつもFAXと電話で桃をお願いしてきたのですが、
朗らかなおばさんに一度ご挨拶に伺いたく思っていたところ。
訪ねてみるとこの辺り、勝沼ICを降りてすぐに桃畑と葡萄棚が続いています。
初めてお会いしたような気がしないくらい親しみを感じるおばさんの笑顔。
いつもお電話でいろんなお話をしていたからかしら、
以前からおつきあいをしてきていたような気持ち。
葡萄・桃の手入れの話を聞きながらおいしい桃をご馳走になり、畑を案内していただくことに。
お宅のすぐ前は葡萄畑。

今、中がどんな状態か袋を取って見せていただきました。
二番成りの出てきたばかりの房は、
既に袋を被せてあるものたちの成長が悪くなるため、
みんな取ってしまうのだそう。
実の一つひとつが大きくなって色づくまで、まだ一月半かかるそうです。

種無し葡萄にするために、一房一房、薬の入ったカップに浸して回ると聞いてまたビックリ!!!
種無しぶどう という品種があるのだとばかり思っていたら、違うんですねぇ。
種が成らないように手入れをして育てるのだそうです。
種が無いのに<種無し○○>ってどうやって新しく育てるのだろう?
常々抱いていたそんな疑問が解けました。
いろんなお話をうかがって、一年中なにかしらの手入れが必要で、
とても大変なお仕事だということを再認識させられました。
「桃も見に行くかね?」 「はい!お願いします」
では、、、と、その辺に歩いて行くのかと思ったら、、、軽トラに乗れ、とおっしゃる。
えー? わー!! 初めての体験!
軽トラックで引越してくるサツキちゃんとメイちゃんよろしく、
荷台に乗せてもらって桃畑へゴー!
おばさんの軽快な運転と葡萄や桃畑の中の道を太陽と風を浴びながら
3人で “キャーッ!!! 楽しい~!!!”
ふふっ^^
アニメの主人公になったような気分になって、葡萄の葉蔭で揺れる、
袋を被った葡萄がたくさん棚にぶら下がっている景色が続くのしばし楽しんで。


樹になっている数は既に少なくなっているとのこと。
私たちには充分たくさんついているように思えるのですけれどね。
帰りも軽トラに乗り、 荷台に立ったままふと見ると、
目の前には葡萄棚の上からの景色が広がって…
このちょっとした俯瞰の景色を見ることができたのは軽トラに乗ったからこそ。

S農園さん、Kおばさん、ほんとうにありがとうございました。

大きく立派な、オーラさえただよう感のある桃です。
そして、ジャムと桃のコンポートをお土産にいただいてしまいました。
ごちそうさまっ!!