ルリマツリ
涼しげなこの花、アジサイと共にかなり私の好みで、この時期はワクワクなのです。

盛りの時には枝があちこちに暴れまくり、絡んでしまう。花殻を摘めば手に、掃き掃除をすればホウキの先に、しつこくついてくるのが難点と言えば難点なのだけど、「ベランダで育てられる植物は一つだけ」、と言われたら私はこのルリマツリを選ぶと思う。
どんなに景気よく咲いていてもうるさくなく、むしろシャワーを浴びている爽やかさすら感じるので、いくらでも咲いて〜♪ と言いたいくらい。華やかなようでいてひっそり感もある。花言葉を調べてみると 密かな情熱 ですって。頷けます。

この花は、ブルーにも見えるしパープルに見えるとても曖昧な色だと思う。そんな色が好きなのです。「ルリ」と言うのに瑠璃色の濃い青にはほど遠い。
光の加減というのは色の印象を変えてしまうものだけど、こういう色を写真におさめるのって本当に む・つ・か・し・い…