再スタートへ向けて
まだ何も終わりを迎えてはいないのに、3月がゆく。
何もできなかったのに様々な事を考え、とても長く感じ…
2011年の3月は一生忘れられそうにない。
疲れ切ったこの国の人々に、終わってもいないのに、新しい始まりがやってくる。
4月からスタートを切ろうと張り切っていた幾多の人々が、行く手を阻まれたことか。
でも、私たちはとにかく前に進まなくてはならない。
いつだってそうだけれど。
でも、今回は特別なスタート。
今までとは生活に対する意識が変わるだろうけれど、
いえ、変わらなくてはならないのだろうけれど、
それは皆で推し進めてこそ。
仲間同士で手を繋ぎ、その仲間の仲間とが手を繋ぎ、
大きな輪となって成せる事なのでしょう。
新しいスタートを切る前にと、料理好きが集い、
久しぶりに集える事の喜びや幸せを噛みしめました。
7名がそれぞれに抱え持ち寄ったものの他に、
皆で手分けして、エネルギッシュに次々に料理が作られてゆく。
(↑ でも… 料理しているのは3.5人くらいだったような(笑))
料理する人、盛りつける人、撮影する人、料理のレシピの記録をする人。
誰が指示するわけでもないのに、自然と各自の持ち場が決まってゆくのが面白い。
その手際の良さには逞しささえ感じられ、
『大丈夫、私たちはきっと前へ前へ進める』
そう思ったのでした。
そして、でき上がった料理の数々、す、、、凄いです。
今は大変な思いをされている方々も、
一日でも早く『ハレ』を感じる事ができる集いが持てますように、と願ったのでした。