コンサートレポート

尾高忠明さんのトークと、尾高ファミリー(尾高忠明さん遵子さん(私の友人)ご夫妻、忠明さんのお兄様ご夫妻、とそのお仲間たち)の温もりある雰囲気が人気のコンサートです。
リハーサル風景から、そのアットホームなムードが会場全体に漂います。

けれどもそんな心配は無用でした。
このコンサートを愉しみにしてくださっているお客様が大勢!!
そして、出演者の皆様が力をあわせてこのコンサートに気持ちを向けてくださり、素晴らしい演奏を聴かせてくださいました。忠明さんの進行とトークの代わりをお兄様の惇忠さん(作曲家)が努めてくださり、忠明さんとはまた違ったホノボノとしたムードでの司会進行でした。

↓は本番ですが、どこか違いますよね〜??

こんな光景、コンサートではあまり見たことがありません!
ピアノの向きが・・・ ピアノの演奏者もお客様の方を向いていますよ!?
実はこれ、

それはリハーサルでのこと。
“このホールではピアノの蓋を外した方が良いかも”
“蓋を外し、向きも正面向きに変えると音がダイレクトに皆に伝わっていいかも”
“正面向きにすると、普段は見られない、
連弾での演奏者の表情や動きもわかって面白そう!”
そんな意見が出て、ホールの舞台担当者に掛け合い、実現したものです。
そしてこれは、本当に効果絶大でした。
ピアノの音がクリアになりました。音の伝わりがとてもいいものなのですね。
また、譜面台で隠れることが多かったものの、演奏者の表情がよくわかりました。
ペダルを踏む足の動きもとてもよくわかり、体全体で、しかも楽しみながら弾いている様子が一目瞭然!♪
お客様も大喜びでした。
このコンサートならではの演出でお客様に喜んでもらいたい。
出演者とスタッフのそんな思いから出たアイデアでした。
来年はどんなコンサートになるか、今から期待が高まります。
今年はいらっしゃれなかった方、興味おありの皆さん、来年はぜひとも、ご一緒に楽しんでくださいね♪